2015年7月13日月曜日

電源コードがラックPDUから抜けないようにする3つの方法

2015年7月6日 Brittany Sheehanの投稿より

Power Cord

多くの作業が発生する環境では、電源コードが緩んで抜けてしまうということが起こりがちで、それはラックに搭載した機器、環境、ビジネス全体にとって危険なことです。コードの抜けを防ぐためにラリタンでは3つのオプションを用意しています。プッシュボタンによるロッキングアウトレット、リテンションクリップ、そしてラリタンのセキュアロックケーブルとそれに対応するセキュアロック対応のラックPDUです。プッシュボタンによるロッキングアウトレットやリテンションクリップは既にお持ちの電源コードを使っていただける一方で、セキュアロックの場合はセキュアロックケーブルを購入して頂くことになります。

ボタンタイプのロッキングアウトレットは特定のPDUにビルトインしたセキュリティシステムです。C13やC19のアウトレットは世界共通でC14やC19のプラグに対応します。電源ケーブルをプラグインすると、アウトレットが自動的にロックします。ケーブルを抜く時はボタンを押し下げてリリースします。




ラリタンのPDUは、ケーブルリテンションクリップを使えるように設計されています。アウトレットの横に小さい穴がついていて、リテンションクリップの先が入るようになっています。クリップはピッタリと電源コードにフィットして、抜けることはありません。リテンションクリップにご興味がある方は、ラリタンまでご連絡下さい。クリップには様々なサイズがあり、お持ちのケーブルにあった大きさを選択頂けます。



ラリタンのC13 やC19のアウトレットは、セキュアロック対応になっています。アウトレットの内側にラッチスロットと言われる切込みがあり、セキュアロックケーブルを固定するようになっています。ケーブルを抜くにはケーブルの側面についている2つのラッチを押します。セキュアロック対応アウトレットには他社製の電源ケーブルを挿すこともできますが、固定は出来ません。ラリタンのPDUが10色を選択できるように、セキュアロックも複数の色、長さ、コネクター形状から選んでいただくことが出来ます。(現在標準色は赤・青・黒)


どの抜け止めを選択するかは、ご利用の環境によって決めて頂けます。たとえば既存のデータセンターでPDUを使用していてケーブルも既に刺さっている状態のときは、リテンションクリップが良いでしょう。PDUがラボにあってケーブルが頻繁に抜けてしまう場合は、ボタンタイプのロッキングアウトレットつきPDUがお勧めです。カラーコードを使いたい場合や、様々な長さのコードが必要な場合はセキュアロックケーブルが良いでしょう。ただし、既に適切な長さのケーブルをお持ちの場合は、ロッキングアウトレットがベストなオプションです。

ラリタンではユーザー様のビジネスを支えるために、上記のような抜け止めのオプションを用意しています。詳しくはラリタンのPXインテリジェントPDUシリーズの頁をご覧ください。

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